海外起業から黒船となり日本市場に参入するまで~1年目@香港 1章1話~

■目次 1年目@香港

2013年
3月末に香港に移住しオフショア開発
ネイルサロンと買収しアイラッシュサロン(まつえく)の新規出店

300万円のリアル人生ゲーム
ネイルサロン&アイラッシュのお店は、現在も順調に運営中。

===1年目1話

この構想は2013年1月に入り、
香港に会社を保持している先輩とやってみよう、やってみましょう、という話しになりスタートしたプロジェクト。

それまで香港は訪問したことがなく金融都市という意識はあるものの、
全く未知の世界ということで移住する前に下見にいくことになり2月28日10時、羽田より香港へ。

初めての香港ということで高揚感があるものの、空港から乗ったタクシーで市内に近づくにつれ、
古いビル、窓から外に干される洗濯、街頭の景色、香港の日常というものをみることで、正直、ここには住めない、ここで一からビジネスを立ち上げる?冗談じゃないと、思ったのが本音。

そして、たどり着いた先は、かの有名なチョンケンマンション(要検索)
このホテル(笑)は、会社のアドミンの方が予約を取られたものの、その景色に、一緒に来ていた社長とともに、なんとも言えない雰囲気に。

売上をうみ出すことのない下見ということでコスト意識はあるものの、
さすがにここでは気が休まらないということで別のホテルを予約することに。

香港空港に到着後、90分後に浴びた、一発目の洗礼。

別のホテルへ移動し荷物を置き市内の下見に。

毎日夜遅くまで市内の徘徊と、
社長が出資する銀座岩の出店プロジェクトのメンバーと会ったり、
住居の下見など、3泊4日の下見はあっという間に終了。

濃密な時間であったものの、7年前のことで、行動の詳細は、記憶を読み戻せないでいる。

3日目(3月1日)の夜に、母親から1通のメールが。

香港は、どうですか?という定例的なメッセージから始まり、
母方の祖母が27日に亡くなり本日(3月1日)が葬儀を無事に終えた、
という文面が添えられていました。

一筋の涙が自然と流れ、
ばあちゃんありがとう、と目を瞑り、母親にはお疲れさま、頑張るよ、と返信。

3日間の下見を通して正直、どうかな?と思っていたものの、

背中を押されているような感覚を覚え、
下見から戻った翌日、社長に、やりましょう、ぼく移住しますよ、挑戦しましょう、と連絡をして海外起業物語がスタートを切りました。 
(2013年3月3日)

日本初!海外出張のためのWiFiレンタルサービス!   https://shuccho-wifi.jp/