海外起業から黒船となり日本市場に参入するまで~番外編 2013~2019の年史 後編2/2@2014

短いSG滞在で足早に香港に戻り、事業に必要なデバイスも持ち帰り、いよいよ黒船フェニックスの2章が本格的にスタート。

仲良しのChester Ng と2014年12月六本木にて。( With Chester Family In Roppongi )
チェスターはプロのカメラマン、映像ディレクターで44万人のフォローワー:
https://www.facebook.com/suzukiproduction

サイトは、簡易に立ち上げ、オーダーはgoogleドライブで対応。

SGと同じマーケティングでFacebookページへ広告を。

4月からのリサーチで、
既に10社がWifiレンタル事業を行っていた、そのうち、大手が4社、
また当時の情勢としては次々と新規が参入するという、

ビジネスにおいては、「生き馬の目を抜く」と言われる香港、
さすが。。。儲かりそうなビジネスは、直ぐに新規参入が多数。

レッドマーケットになりつつある市場への挑戦。
・LCCがばんばん飛び出し、
・訪日が伸びる、
・日本人が運営、
・丁寧な対応をでリピート顧客を死守

大手(空港にブース出店)まではいかないまでも、香港で生きていくためのベースを構築するための
売上、粗利は確保できる水域までは事業をドライブできると考えていた、もちろん、希望をこめて。
(2020年4月現在では、運営会社は5社ほど、2017年に一気に淘汰される)

土日昼夜を問わない顧客対応、
一つのオーダーで7台とかオーダーが入ると一人で歓喜を、
粗利から生活費を除いて広告へall in 、毎月この繰り返し、
カッコイイ言葉で言えばマーケティング方法の考案、
しかしそんなカッコイイことではなく、ただいかにして無料もしくは費用を最小限にして新規の顧客を獲得していくか、
日本向けだけのサービスから開始しアジア⇒欧州⇒その他、と、コストを増やしながら(無駄なシムコストを持ちたくない)
日々、毎週、あくせくしながら思考、
香港に土着してできる他の事業の構想、

起業をしたことにより、

・同年代の香港人ベンチャー経営者と仲良くなったり、
・外国人の挑戦者として応援してくれる香港人が多数現れお客様を紹介してくれたり、
・香港ローカルの上手いメシで何故日本ではなく香港で挑戦するのか想いを話したり、
・香港のこことをもっと教えてくれ、といったやり取りでビールを片手に夜を明かす、
・たまにはパリっとフィナモレのシャツを着てお洒落なセントラルに出掛けたり


充実した2014年後半だった。

サポートしてくれた、
香港人の友達、日本人の友達、そしてYourwifi SG、折れない精神を付与してくれた世の中に感謝。

事業は、実際には、思い描いた最低限生きて行くというところまでの拡大はできたと自負、
しかし、舞台は、なんと言っても、生き馬の目を抜く香港*海外起業、
四方八方から様々な槍が飛んでくることになる。
(インターンの子のサポートを借り、月次で対応レコード150組ほど、2015年半ばには350組まで伸びる)